全ての道は道の駅へ通ず

2023.7.26

様々な観光地が閑古鳥が鳴いていても、道の駅とコス○コだけは栄え続ける。
今や、道の駅に行く為に観光地に行く、いや、観光地にすら行かない、人は、ただひたすらに道の駅へと集うのである。

そんな訳で、益子の道の駅へ行ってみた。
 最近出来た道の駅にありがちな、どこへ向かう為の道にある駅なのか、ちょっと良くわからない道の上にある駅の見本のような場所にある道の駅であった。

 そこでもち米を買った。
 正月でも無いのに。
 ワンチャン、お盆じゃね?
お盆に餅つく体でいいんじゃね?
うちの方は、お盆には確か団子だが、餅ももしかしたらついていたかも知れない。
そんな風習あったかもしれん。と偽の風習の記憶を捏造してまで餅をつこうとしている。
 それ程までに私は、つきたての餅に飢えていたのである。

 父が生きていた頃は、年の暮れに死ぬほど餅をついた。
 そして、正月、死ぬほど餅を食べた。
 食べても食べても無くならず、冷凍して延々食べ続けた。
餅地獄。
田舎の人間の分量と言うのは、ちょっと桁がちがうのである。
 正直、もう餅は一生いらない、と思っていた。
 だが、しかし、いざ、餅をつかないとなると無性に食べたくなるのが、人間のさがと言うものだ。
 ここ数年は、買った餅を食べていたのだが、それではもう、満足出来ない所まで来てしまった。

そんな最中、私はついに家庭用のパン焼き器で餅もつける、という物を手に入れた。
 財宝を手に入れた気分である。
 益子の道の駅で餅米も手に入れた。
あとは、いつつくか?である。
今でしょ!と林先生にそそのかされて、浮かれてホイホイついてしまう訳にはいかない。
 何しろ、四合出来てしまうのだから。
 この餅つき器、四合つく以外の選択肢は、無いのだ。
 やはり、お盆か?お盆なのか?
 大変楽しみなのであった。

 オッと、餅をつく事に浮かれているようだが、益子の道の駅の話しは、どうした?とお思いだろう。
一つ、大発見をした事をお伝えしたい。
「ビルマ汁」なる謎の食べ物を発見した。
益子の名物なのだろうか?カレーっぽい感じがしないでも無い。
しかし、ビルマとつくからには「上島~日本へ帰ろ~」的な味がするのでは無いかと推察する。
あ~もの凄く下らない事を言ってしまった。もうしわけない。反省の意味を込めて、今度行った時は、買ってみようと思う。

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