ガリレオのような気持ち

この時期の私の大事な仕事といたしまして、筍掘りがある訳なんですが、(芝居の話しじゃないんかい!と言う突っ込みはさて置いて)前回書きました通り私、アバラにヒビが入っておりまして、このでーじ(大事)な時期に何やってやがんだよっ!(重ね重ね言いますが、芝居のことじゃないんかい!)と筍親方から怒号が飛んで来ても致し方無い状態です。

 まあ、実際には筍親方などおりませんので誰からも罵声を浴びせられる事もなく、ご近所の人に筍泥棒と間違われやしないかとヒヤヒヤしながら1人静かに筍を掘っている次第です。

えー掘ってるんです、筍。
掘れるんですね、筍。
アバラにヒビが入っていても。
もー私位のアバラヒビ入りのベテランともなりますと、アバラにヒビが入っているのに家族の誰もいたわりませんし、アバラにヒビが入っているのに筍掘っている事を誰も気にしません。

アバラにヒビが入っているのにも関わらず一生懸命掘った筍をもう飽きたとすら言います。

だいたい、アバラヒビ入りのベテランて何さ、アバラヒビハイリってちょっとアブラヒモビッチに似てる、サッカーのチェルシー買収した金持ちのって思って調べたら実際は、アブラモビッチでヒ入ってねえし、似てる感がかなり薄れたし、踏んだり蹴ったりだぜ!とまあまあ、やさぐれた次第です。

まあ、私がどんなにやさぐれようともアバラにヒビが入ろうとも筍は待ってはくれません。
来る日も来る日も生えて来ます。
そして、伸びます。
信じられないスピードで伸びます。
「それでも筍は、生えてくる」もう、ガリレオのような気持ちです。

そんな訳でしばらくの間、アバラのヒビにとって最もよくなさそうな筍掘りと芝居の稽古の二刀流です。(と大谷を気取ってみる)

*芝居の方は、もうすぐチラシが出来るよ。みんな、見に来てね♡

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