華氏マイナス320°

25年振り位に野田マップを観劇してまいりました。『華氏マイナス320°』意味深な題名です。

今までの野田さんの作品は、野田さんの明確な意見の元に明確な答えのある作品だったと思うのですが、この作品には、答えがないとおっしゃっています。
受け取った側が、受け取った側の立場、気持ち、状況でそれぞれが答えを出すお芝居です。
その答えすらも出す人も出さない人もいるかもしれません。
そんな事を感じました。

内容以外で言える事は、野田さんは、人を育てる事に関しても天才なのだなという事です。

広瀬すずちゃんが、とても良い感じでちゃんと野田さんの世界を表現していました。
野田マップ2回目だそうですが、あんなに出来る子だとは思っていなかったので、好きになっちゃうレベルです。

そして、深津絵里さんがサイボーグレベルで美しいし、阿部サダオさんは、あの役は阿部サダオさんにしか成り立たせる事が出来ないような気もしたし、野田さんも70歳だと言うのに相変わらず走ってセリフを言って野田秀樹を全うしてたし、橋爪功さんに至っては、奇跡のような存在でした。

出演者全員が、一つの舞台と言う生き物となって物語を紡いでくれました。
久しぶりに観た野田マップは、25年前と変わらぬ熱を持ち続けていました。
本当に凄い事だと思います。

おこがましいとは思いますが、私達も頑張ろう!と思いました。

『古い事を記した本を分かりやすく朗読する劇』よろしくお願いします。

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