Taurin 1000mg Theater
 

第21回公演 「ラップトップラプソディー」 1990.12.21&22&24

  
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第22回公演 「男殺油吸取紙」(おとこごろし あぶらのすいとりがみ) 
  ~本当にその人でいいのですか?~ 1991.4.26-28 栃木会館小ホール

  
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<内容解説>

 人生をやり直したい人間は、貴方だけじゃない。
 元禄時代の"巨人"近松門左衛門。天下のご多分に漏れず、彼が真に評価されたのは、明治時代においてであった。「芝居の父」であり、「近世文学の巨匠」でありながら、やはり、同時代には理解され得なかったのである。しかも、彼の文学における隆盛期は、50台になってから・・・・。
 この遅咲きすぎる「大輪の花」は本当に幸せであったのだろうか?
 七島美里(ななしまみさと)は、栃木県立大学で教鞭をとる近世文学の研究者である。彼女は長い交際の果てに恋人・杉森伸太(すぎもりのびた)と、どうしても越えられない壁があることに気付く。自分が忌み嫌い、呪っていたことを、彼は望んでいた。
 『結婚』・・・・世にあるこの慣習は、幸福の代名詞とはなり得ない場合もある。
 物語は、二人の訣別から始まり、謎の人物の暗躍で混迷を深め、ついには、平賀源内の発明した「時空移動器」によって、かの"巨人"の登場を迎え、予想もしない方向へと大ワープをしていく。
 現代を生きる一組の男女。彼らは、時代を超えたロマンの果てに、新しい人生を見出すことができるのだろうか?そして貴方は・・・・? 

  

第23回公演 「フレデリック・ブラウンの秋」 1991.11.8-10

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第24回公演 「木曜島の午後」 ~罠のない人生なんて~    1992.4.24-26


  
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<チラシより>
地図にも載っていない不思議な「木曜島」。
一人の住民もなく、週一便の船便だけで本土と結ばれているこの島に7人の男女が上陸した。
彼らを呼び寄せたのは「謎の資産家」島袋吾作。彼の法外な財産の行方をめぐって、様々な欲望が行き交い、策略がうごめく。
「人生は、本当につまらないきっかけから、思いもかけぬ方向へと動き出す」………
本当にだまされるのは誰?

 <comment>
設定が「鏡の国・・」に似ている。多分また私がオカマ役で、タケルが謎解き女役だったような・・・
残念ながら詳細は思い出せない・・・

第25回公演 「酒倉真っ暗忠臣蔵」 1992.11.13-15

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第26回公演 「モーツァルト・ラヴストーリー」 1993.11.20-23

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第27回公演 三日月庭園 
  1994年(平成6年)11月4,5,6日 文化会館小ホール

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一年に一度、「それ」は見えるという。
世にも不思議な霊的なものが、「それ」には関係してるという。
切り立った断崖と、恐ろしいまでの急流に包まれた秘境「不帰谷」で「それ」は現れるという。
社命をかけた視聴率競争に打ち勝つため、禁断の場所に立ち入ったテレビ栃木のAD、八島リサ。
そこでテレビクルーたちを待ち受けていたのは、衝撃の体験の数々だった。
あまりにも恐ろしく、そしてばかばかしい世界が今、扉を開ける。

 

この芝居では、私演じる執事が、「不帰谷」に立ち入った若者達をホラーな話とアクションで恐怖に震え上がらせるのだが、それは実は演技で、実はオカマだった、というオチがつく。四度目のオカマ役である。
 
この作品はしま工の最後の作品となりました。以来、しま工の公演はありません。
 
本公演の脚本は第7回公演「メリーゴーランド」を除いてオーナーのしゅんによるものです。


番外公演

「想い出のヤマタノオロチ」

 written by タケル 1985.1.27 栃木会館小ホール
 
  
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しま工スペシャルイベントの第2部として行われた公演。それまでの本公演のセリフ、モチーフを入れつつ、タケルのオリジナルストーリーが展開する。

五十億年目の優しい夜

 written by 珠本玉麻呂 1986.9.7 ライブイン宇都宮にて上演 

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私の初作品です。岡田由希子さんの事件をモチーフに書いております。
 
内容は高校を卒業した主人公の女の子が、アイドルとしてデビューし、妻子のいる男と切ない恋に落ち、絶望のあまり屋上に立つが・・というそのまんまじゃないか!と突っ込まれそうなものですが、 最後には本当に彼女を想う高校時代のボーイフレンドによって救われる、というお話。
彼とはフェアウェル・パーティーの夜に知り合って、盛り上がるのだが、その後彼女がすぐに芸能界でデビューすることになってしまったのでした。
 
 

恋のホンダララッタ・パーティー

 written by 珠本玉麻呂 1991.8.4 マロニエプラザ小展示場にて上演

シェークスピア「夏の夜の夢」をモチーフにした、ばかばかしくも切ない恋のドタバタ喜劇。

主人公の男、本宮達之助は、恋人早川 優との愛を、娘の桜子に盲目的な愛を注ぐ椎茸財閥の会長、椎茸江之木左衛門によって引き裂かれようとしていた。
桜子は達之助に恋心を抱いているのだった。
そんな達之助と優の元に、妖精パックから謎の手紙が届く。・・それは町はずれにある森で行われる「恋のホンダララッタ・パーティー」でグランプリを取れば恋が成就する、というものだった。
桜子を一方的に愛する憎めぬオタク、宮崎ツトムも巻き込んでの恋人たちの抱腹絶倒のパーティーが、今、幕を開ける・・・

「ホンダララッタ」という題名はクレイジーキャッツの曲から拝借。第二幕で数々の「添い遂げられぬ」カップル達が競い合う、というアイデアは実はしゅん君の物。おかげでめちゃくちゃ楽しい芝居になりました。陽ちゃん演ずる妖精パックのなまり具合が大ブレーク?  

「桜の森の・・・」 1993.8.1

 written by るり
 
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坂口安吾「桜の森の満開の下」をモチーフにした、るりの初オリジナル作品。
男前の真くんが主人公。うーん、絵になるねえ・・・
 

 私は自分の年代ということを考えていました。
 私の中学時代というのは、今では国の天然記念物に指定されているようなズボンの太いお兄ちゃんや、スカートの長いお姉ちゃんが、ガンを飛ばしあったりカモからお金を巻き上げたりと、鳥追いのような生活をしていました。
 お兄ちゃんやお姉ちゃんたちは、先公が気に入らないといってはガラスを割ったり、授業についていけないといっては教室から飛び出していました。
 あの、お兄ちゃんやお姉ちゃんたちは、一体どうなったのでしょう。私には今でも色々な所から飛び出し続けているような気がしてなりません。
 
 「桜の森の…」は、逃げ続ける男の物語です。
 人は一生何かから逃げ続けることが出来るのでしょうか。
 それともいつかは立ち止まるのでしょうか、
          ----桜の森の満開の下で。
          
     (当日パンフレット 作者のひとりごと より)
       
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